現実に、しかけをする
ビーコン・センサー・カメラで「近づいた」「その場にいる」という"きっかけ"を捉え、体験に変える。リアルとデジタルの境目に、小さな違和感やサプライズを仕込みます。
IoT / Beacon / Sensor
真面目な技術で、
ちょっとおかしな体験をつくる。
ビーコンやセンサーから集まる行動ログ、顧客データ、統計、自然言語処理、大規模言語モデル(LLM)。 ふつうに使えば、便利なものが生まれます。 けれど私たちは、その素材をほんの少しだけズラして使います。
どこにも使えないのに増えていくポイント。原形をとどめないまま可決される願い。 ——“役に立つ”の少し隣には、笑えて、不思議で、なぜか愛おしい体験がある。 味気ないデータを「なんだか良い」に仕立てる、それが Appflavor の“ひとふり”です。
from appflavor import Service, LLM iot = IoT.collect(beacons, cameras) profile = Data.stream(customers) # 便利さを、ほんの少しズラす service = Service.design( ingredients = iot + profile, spice = LLM("frontier"), ) return service.flavor() → "ちょっとシュールな体験"
ニヤッと笑ってもらえたら、それでいい。
ファンは、多くなくていい。けれど少ないファンにこそ、末長く楽しんでほしい。 だから私たちは、小さなサービスを何年も静かに動かしつづけるために、コストと運用を切り詰める工夫を積み重ねてきました。 たくさんの人に届けるためではなく、好きな人に、ずっと届けつづけるために。
もうひとふり
徳って、何だろう。法律は、誰が決めているんだろう。——遊んでいるうちに、ふだんは素通りしている社会の不思議に、ふと立ち止まる。 私たちは笑いの裏に、小さな問いをそっと忍ばせます。声高に主張はしません。気づいた人だけが、もう一度ニヤッとする。
裏側は、真顔
おもしろさに囚われても、土台は揺らがせません。テスト、高可用性、負荷分散、セキュリティ、運用監視—— ユーザーから見えない裏側こそ、いたって真面目に作っています。 ちょっとおかしな体験を、長く・静かに・落とさず動かしつづけるために。
IoT・LLM・データを“素材”に、体験へと仕立てる。私たちが扱う5つの専門領域です。
ビーコン・センサー・カメラで「近づいた」「その場にいる」という"きっかけ"を捉え、体験に変える。リアルとデジタルの境目に、小さな違和感やサプライズを仕込みます。
IoT / Beacon / Sensor大規模言語モデルで、妙に丁寧だったり、妙にズレていたりする"語り手"をつくる。査定員もAI議員も案内人も。ユーザーの入力を、予想外の方向へ仕立て直します。RAG・自社データ連携も。
LLM / RAG / GenAI大量データを蓄え・集計・可視化する基盤を設計・構築。そこに"徳"や"国民の願い"のような独自の単位を載せれば、なんてことない毎日が、つい眺めたくなる数字や明細になります。
BigData / Cloud / PipelineスマホアプリやWebサービスの企画・UX設計・開発・グロースまで。レトロな質屋、慇懃な役所——作品ごとの世界観を、触れて気持ちいいプロダクトに仕立て、本番運用まで届けます。
App / Web / UX / Productこの技術と"おかしみ"の引き出しは、受託開発や技術アドバイザリにもそのまま。事業の上流から伴走し、まじめな課題解決に、ちょっと記憶に残る一手を添えます。
受託 / Advisory / PMまじめな技術で、ちょっとおかしな体験を。領域横断のチームで、一緒に仕立てます。
相談する真顔の技術で仕立てた、ちょっとおかしな“自社サービス”たち。
あなたの1日の行動・気持ち・出来事を、専門の査定員(LLM)が一つずつ査定し、「徳ポイント・徳Pay」で買い取るWebアプリ。起床も、コーヒーも、誰かに怒られたあの瞬間も、ぜんぶ“徳”に。 貯まったポイントはどこにも使えないのに、なぜか得した気分になる——マルチプロバイダLLM、買取明細の生成、ポイント・サブスク体系まで、企画から開発・運用まで自社プロダクトとして手がけています。
国民にできるのは、願い(陳情)を投じて待つことだけ。四名のAI議員が国会を開いて審議し、あなたの願いを、たいていは原形をとどめないトンチキな法律として可決していく、小さな架空国家のシミュレーション。 可決された法は翌朝の新聞が報じ、一冊の法律全書に綴じられていきます。国会も新聞も法律全書も、すべてLLMが自動生成する自社プロダクトです。
世の中にうっすら漂う“弱い信号”——まだ誰もはっきり言葉にしていない違和感や兆しを拾い上げ、そこから未来のアイデアやコンテンツを自動で生み出す自社システム。確信度の低さこそ、まだ誰も手をつけていない価値の在り処だと考えています。 発明アイデア記事、地域スキャン、「数年後に流行りそうなアプリ」構想から、週末に始められるビジネスの第一手まで。「眺めて終わり」ではなく、「手を動かす最初の一歩」までを射程に入れています。
街はずれの店で一つのハンバーガーを託された配達員。「西園寺様まで、お届けを」——けれど、その住所はどこにもない。地図のピンは近づくほど遠ざかり、ハンバーガーはとっくに冷めました。それでも彼は引き返さず、東京の街をさまよい続けます。お腹がすけば道端の店で何かを腹に入れ、ひとりごとをつぶやき(たまにLLMが一句詠む)、また歩き出す。 あなたにできるのは、地図でただ見守ることだけ。常時起動するサーバを持たず、誰も見ていない間も彼は歩いている——実時刻から現在位置を補間する設計で、ほぼ無課金のまま“永遠の配達”を成立させた自社プロダクトです。
擬人化した三体のAI——アント・ジェム・チャッピー——が登場人物としてぐだぐだ絡み合う、無限に続く1コマ漫画。4時間ごとに、脚本担当のLLMが「これまでのあらすじ」と「直前のコマ」から次の1コマの脚本とセリフを書き、作画担当の画像生成AIがキャラ設定シートと前のコマを見ながら絵を描き足していきます。 誰も完結を約束していないのに、物語だけが静かに伸び続ける。キャラクターの見た目も絵柄もコマ間でぶれないよう参照画像を引き回す設計で、無人のまま描き継がれていく自社プロダクトです。
複数の小売企業に向けて、店舗ビーコンを活用した来店検知・送客導線の設計から、スマホレジ決済・会員管理・AIレコメンド・行動データ可視化までを備えた自社アプリを、ブランドごとに企画・開発・運用しています。
今は小さい信号だけど、数年後に流行るかもしれないものを妄想しています。当たるかは、知りません。弊社lowbandシステムの結果からピックアップ!
深夜2時、推しグッズの決済ボタンを押すと、即購入ではなく「仮押さえ」になる決済。在庫と価格はアプリが48時間ロックして確保し、本人が指定した冷静な時間帯(例:平日昼12時)に、購入時の自分が書いた「なぜ欲しかったか」のメモと共に最終承認を求める。売り切れる恐怖は消したまま、衝動と後悔を時間で切り離す——熱が冷めても、本当に欲しい物だけが残る。
なぜ? 衝動買いを防ぐため、あえて決済に手間をかける「摩擦」の使い方が広がりつつある。カード連携を外す、スマホを封印するといった自衛策が共有される中で、在庫確保と冷却期間を両立するこの仕組みは、我慢でも諦めでもない第三の道として支持を集める。課金そのものを否定されたくないZ世代の、推す気持ちを守りながら冷静さも取り戻せる落としどころに座る。
起点の弱い信号:深夜の推し課金、朝には後悔
電車待ちの数十秒に解く“間違い探し”が、実は視覚障害者向け地図の段差データ修正などの社会貢献タスクになっているアプリ。報酬は小銭ではなく「あなたの15秒が地図を3件直した」という成果の物語で返す。人は暇を金に換えたいのではなく、空白の時間が無駄でなかったと思いたい——その本当の欲求に応える点が新しい。
なぜ? 物価高とタイパ至上主義でスキマ時間の小銭稼ぎが広がる一方、稼ぎより「無駄にしたくない罪悪感」の方が根深い。ゲーム偽装の超短時間内職という芽はあるが、報酬を“意味”に翻訳した形はまだ語られておらず、共感で一気に広がる余地が大きい。
起点の弱い信号:暇つぶしの自分にうっすら罪悪感
個人がバズを競うのではなく、群れで一つの「存在しない聖地」を共同創作するSNS機能。誰かが架空リゾートの外観を生成すると、別の人が客室を、別の人が偽の口コミや交通アクセスを継ぎ足す。欠けた設定があると「未完成タグ」で参加者へ通知が飛び、少しずつの嘘が積層して公式サイト級の架空観光地が完成する。自己顕示を「群れの一員である満足」へ転化するのが新しい。
なぜ? 高級ホテルや映え写真を投稿する従来の自己顕示は、経済的負担と本物競争への疲労を生んでいる。その反動でAIによる「偽の贅沢」を作り込む大喜利が静かに芽吹き始めた。一人のバズより共同創作と帰属感を求める層と噛み合い、群れで作る遊びとして広がる。
起点の弱い信号:みんなで嘘の聖地を作りたい
事前に登録された推しのパーソナリティ(声優・VTuber・タレント等、本人公認の声)を選ぶと、AIがその声で毎晩ちがう雑談を生成して流す「眠るためだけのパーソナルラジオ」。寝落ちを検知すると自然にフェードアウトし、夜中に目が覚めたらまた静かに再開する。
なぜ? 動画やラジオを流しながら寝る人が増え、“無音だと眠れない”が当たり前に。音声生成AIが個人の声を数十秒で再現し、寝落ち検知もスマートウォッチで標準化。声優・VTuberが“就寝担当”の声を登録し、月額の一部が本人へ分配——一度の収録で寝てる間も収益、推しの声で眠れる満足が噛み合う。
起点の弱い信号:無音だと眠れない
毎食、写真を撮ってAIに見せるだけのアプリ。栄養計算もダイエット指導もしない。AIは「今日は色が暖かいね」「昨日より野菜多いじゃん」など、家族が言うような雑談を返すだけ。一人暮らしの社会人が、コンビニ弁当の蓋を開けた瞬間にスマホで撮り、ベッドで食べながらAIの返事を眺める——そんな使い方が想定される。記録は時系列で積み上がり、3ヶ月後に「最近ちょっと疲れてる食事だね」と気づいてくれる。
なぜ? 2029年には単身世帯が4割を超え、「いただきます」を誰にも言えない食事が当たり前になる。一方でAIとの雑談は歯磨きレベルに日常化し、評価より「見ててもらう」用途が主流になる。栄養管理アプリは続かないが、ジャッジしないAIなら続く。家族の代替ではなく、家族がいた時代にあった「今日のご飯これだよ」を口にする回路を、AIが静かに引き受ける。孤食の標準化と生成AIの情緒化が交差する地点に、このアプリは座る。
起点の弱い信号:AIに食事を見せたい欲
「どうすれば客を長居させられるか」を電源・ソファ・Wi-Fi・死角と徹底列挙し、その快適レバーを時間帯ごとに意図的に薄めるフードコート向けアプリ。退席で貯まるポイントは混雑時ほどレートが上がり、空き時間はゼロ。空いている時は何も言わず、混む時だけそっと席を回す。叱らない回転率改善が新しい。
なぜ? 「席は皆で使う共有資源」という意識が外食の場で芽生え始めている。だが多くの店は注意書きや時間制限で角を立ててきた。混む時間だけそっと回し、空いている時は黙る——叱らず気持ちよく回す仕組みは未だ無く、運営と客双方の不満を同時に解く一手として広がる。
起点の弱い信号:この席、なんか居座っちゃう
すれ違った見知らぬ相手のアプリに「どんぐり」を置けるが、それは置いた瞬間から腐り始め24時間で黒い染みになって消える、蓄積しないSNS。誰が置いたか何だったかは記録に残らず、炎上も執着も生まれない。それでも「昨日ここに誰かがいた」痕跡だけが情に残る。繋がりすぎた時代に、消えることそのものを価値にした無責任な繋がりを提案する。
なぜ? SNSの永続性と相互監視に疲れ、足跡を残さず誰かの気配だけ感じたい都市生活者が静かに増えている。繋がりたいが責任も記録も残したくないという矛盾を、時間で消える仕組みが解く。消去前提の匿名な触れ合いは次の癒しになる。
起点の弱い信号:足跡を残さず気配だけ感じたい
推し活を始めたばかりの新参アカウントは投稿履歴が薄く、現地代行の依頼や受注を信用されず断られがち。そこを埋めるのが、同ジャンルを5年以上見てきた古参の「この人、私がずっと見てきたから大丈夫」という一言保証。プラットフォームではなく古参同士の口添えチェーンが信用を運ぶ。保証して無事なら自分の依頼が優先される信用ポイントが返り、誰の履歴も貸し出せる資産になる。
なぜ? 手数料を嫌いDMと個人間送金だけで完結する現地代行が広がり、長年の投稿履歴が事実上の身元証明になっている。だが「履歴を担保に他人が保証する」発想はまだ誰も言語化していない。脱プラットフォームの信用は人づてに移る、という芽が今ここにある。
起点の弱い信号:古参の「私が見てた」が信用になる
飲食・小売のセルフ注文端末は「どこに何があるか分からない」と不評。そこで発想を反転し、来店待ちの客がタブレットで『最も使いづらい端末』をゲームとして競作。極小ボタンや3階層奥の注文を仕込み、投票で最悪賞を決める。集まった大量の悪意パターンをAIが解析し、人が無意識に嫌う配置を抽出。その鏡像から「踏むべきでない地雷リスト」を生成する。客寄せイベントにもなる、失敗逆算型のUX手法。
なぜ? 接客端末への不満は年々増えるのに、ユーザーに理想を聞いても答えは平均的で差が出ない。一方で人は「嫌な体験」を鮮明に言語化できる。嫌悪を集めてAIが反転させる手法は学術的に芽吹き始めたばかりで、店頭で遊びながら集める形はまだ誰もやっていない。
起点の弱い信号:良いUIより嫌いなUIは語れる
習い事を数年続けて卒業する親が、入りたての新人親に「車の停め方」「コーチへの差し入れ作法」「雨天判断の勘」などのノウハウノートを有料で引き継げる、教室単位のアプリ。書いた親には少額が入る。発信が苦手でも『自分の経験が次の誰かを助けた』実感が残り、教室の知恵が世代を超えて蓄積する。情報商材ではなく親の卒業の置き土産にした点が新しい。
なぜ? 子の習い事をきっかけに親が送迎術や節約法を発信する動きが地方都市で広がっている。ただ多くは個人の発信で終わり、教室という閉じた共同体に知恵を残す仕組みはまだ無い。卒業という強い区切りと結びつけることで、発信が苦手な層まで巻き込み広がる。
起点の弱い信号:辞めた途端、送迎のコツが消える
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